あらすじ元ネスレ日本代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏は、同社で「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」や「ネスカフェ アンバサダー」など数々のイノベーションを起こしてきた。また、自身が変革を主導するだけでなく、組織が体系的にイノベーションを起こす仕組みも確立した。高岡氏は、イノベーションとは顧客が気づいていない問題や顧客が諦めている問題を解決することだと定義する。そして、顧客の問題を発見することが最も難しく、最も重要であるという。本書では、ネスレ日本での実例を交えながら、イノベーションの本質が語られる。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年4月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。