あらすじぼくにとっては捜査はいつも苦しいものです――通り魔によって幼い娘を植物状態にされた夏目が選んだのは刑事の道だった。虐待された子、ホームレス殺人、非行犯罪。社会の歪みで苦しむ人間たちを温かく、時に厳しく見つめながら真実を探り出す夏目。何度読んでも涙がこぼれる著者真骨頂の連作ミステリ。 「刑事のまなざし」「その鏡は嘘をつく」「刑事の約束」「刑事の怒り」 刑事・夏目信人シリーズ 4巻合本版