ESG(環境、社会、ガバナンス)に対する投資家の関心は年々高まっており、企業が環境問題やダイバーシティ&インクルージョンの問題に取り組んでいるかどうかは、投資先選定の重要な指標となった。しかし、多くの企業リーダーがその事実を把握していながらも、具体的に何をすべきかという確信が持てず、他社と横並びの施策に留まっているケースが多い。本書では、ESG投資の議論を先導するジョージ・セラフェイムが、企業がESG活動を通じた差別化を実現し、投資家から評価されるための5つのアプローチを提示する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2021年1月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。