芥川賞作家から官能小説作家へと進んだ大ベテランが、現代っ子看護婦の若さ溢れるお色気を描く大評判「あたし」小説決定版ーーあたし、ピチピチした19歳の看護婦。自分でいうのも変だけど、グラマーで美人、とっても魅力的な女の子なんです。こんど研修学校に通うことになって寮に入ったのだけれど、そこでひどい目にあった。入寮1日目から、先輩のお姉さまたちに寄ってたかってヘンな身体検査をされたり、刑事に追われて逃げこんできた過激派の学生と反対セクトの女性活動家がフロ場で裸になってセンメツしあったり、もう散ザン。でも、あたし、心の中ではヒソカに楽しんじゃってるんです。<『食べられたいの』続篇作品>