あらすじ国内企業がサプライチェーンを再構築していくには、どうしたらよいのだろうか。パナソニック専務として法人向けのサプライチェーン刷新事業を指揮する樋口泰行氏によれば、経営を近代化するようなシステムを導入していくためには、みずからの企業文化と社員の意識改革が重要だと指摘する。ダイエー社長や日本マイクロソフト社長を経て、新卒入社したパナソニックに「出戻り」を果たした樋口氏。自社の組織変革に挑み、それを顧客に提案するという改革の旗手にインタビューした。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年12月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。