【名医が疑問に答える決定版!】
健康診断などで、腎臓の働きに問題があるという指摘を受ける人が増えています。
症状がないため、その指摘に驚き、動揺する人も少なくありません。
腎臓病にはさまざまな種類がありますが、なかでも注目されているのが「慢性腎臓病(CKD)」です。
腎臓の働きが少しずつ低下していき、後戻りできなくなっていく状態で、日本の大人のじつに8人に1人はCKDをかかえていると推測されています。
腎臓の働きが低下しても、自分ではほとんど気づくことができません。
しかし、尿や血液には、自分で気づくよりずっと以前から「腎臓が弱っているサイン」が現れています。
腎機能の低下を指摘されたら、「症状がないから大丈夫!」ではなく、
「症状がない状態で見つかってよかった」と考え、対策を始めましょう。
本書では、腎臓病の基礎知識から腎臓を長持ちさせる生活習慣や薬物療法、透析の方法まで解説します。
「Q&A」の形式で「読みやすくてわかりやすい」一冊です。
【本書の内容構成】
第1章 見逃さないで! 腎臓からの危険信号
第2章 なにが起きている? どうすればいい?
第3章 腎臓を長持ちさせる食事療法・運動療法
第4章 薬物療法で腎臓の働きを守る
第5章 それでも進んでしまった人のために