きっと彼も冷たく去ってしまうから、おなかの子と、二人で生きていく……。
失読症を抱えるルーシーは定職につくこともままならず、これまで恋愛もうまくいったためしがなかった。愛する人は誰もが私から去っていく――母の眠る霊園の管理人をしながら、そんな思いに囚われていた。だがある日、ルーシーは姉の職場で社長のマイケルと出会い、ひと目で激しく惹かれた彼女は、誘われるまま夜をともにした。ハンサムでセクシーな彼の情熱はルーシーをとりこにしたが、永遠の愛や約束を、彼に求めるつもりはなかった。思いがけず、マイケルの子を宿したと知ったあとでさえ……。
■失読症のため、結婚も子どもを持つことも諦めていたルーシーに舞い降りた奇跡は、彼女を心から敬い愛してくれる王子様でした。幸せな読後感をくれる名作です。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。