既刊(1巻)

十二時の鐘が鳴っても

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600
大富豪との期限付きの結婚。不安はただ一つ――彼を愛してしまうこと。 ロザリーは、清掃員をしながら病弱な母との生活を支えてきた。ところが母亡きあと、サンドロスと名乗る魅惑的な男性が現れ、故国ギリシアで成功した彼女の父親に頼まれ迎えに来たと告げた。驚きと喜びに舞いあがるロザリー。だが、初めて対面した父親は娘を温かく抱擁することもなく、サンドロスと結婚しろと命じた。彼の名家の血が欲しいからと。打ちのめされるロザリーだったが、父親の会社との合併を望むサンドロスは便宜結婚を提案してきた。半年だけ結婚すれば、離婚時に相応の手当を出す、と。ロザリーは抗えなかった。すでに彼に心を奪われていたから。 ■ジュリア・ジェイムズによる切ないシンデレラ・ストーリーです。結婚すれば、極貧にあえぐ生活から抜け出せる――。でも、それはロザリーが便宜結婚を承諾した理由ではありませんでした。お金や同情ではなく、愛を求めたロザリーの願いは叶うのでしょうか。
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十二時の鐘が鳴ってもの作品情報

あらすじ

大富豪との期限付きの結婚。不安はただ一つ――彼を愛してしまうこと。 ロザリーは、清掃員をしながら病弱な母との生活を支えてきた。ところが母亡きあと、サンドロスと名乗る魅惑的な男性が現れ、故国ギリシアで成功した彼女の父親に頼まれ迎えに来たと告げた。驚きと喜びに舞いあがるロザリー。だが、初めて対面した父親は娘を温かく抱擁することもなく、サンドロスと結婚しろと命じた。彼の名家の血が欲しいからと。打ちのめされるロザリーだったが、父親の会社との合併を望むサンドロスは便宜結婚を提案してきた。半年だけ結婚すれば、離婚時に相応の手当を出す、と。ロザリーは抗えなかった。すでに彼に心を奪われていたから。 ■ジュリア・ジェイムズによる切ないシンデレラ・ストーリーです。結婚すれば、極貧にあえぐ生活から抜け出せる――。でも、それはロザリーが便宜結婚を承諾した理由ではありませんでした。お金や同情ではなく、愛を求めたロザリーの願いは叶うのでしょうか。

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