そっくりな我が子を見ても、まだあの夜を否定するの……?
ベルは大富豪ギャランティ家の家政婦の娘だった。一家の次男レミーは親友で、長男アレクシーは初恋の人だ。ある夜、深い苦悩に沈んでいたアレクシーを放っておけず、ベルは彼を慰めたい一心で、心からの愛と無垢な体を捧げた。ところが、君は弟の恋人なのに兄も誘惑するのかと誤解され、不慮の事故でレミーが亡くなると、君のせいだと責められ、ベルは屋敷を追い出されてしまった――彼の子を宿したまま。5年後、ベルと幼い息子の前に、不意にアレクシーが現れる。息子を見た彼は言った。「君は……弟の子を産んでいたのか!」
■最愛の人の子を身ごもりながらも、彼に伝えられなかったベルと、愛する女性に騙されていたと誤解し、彼女を忘れようともがいたアレクシー。5年後再び巡り会った二人は、今度こそ幸せになれるのでしょうか? 大人気のシークレットベビー・ロマンスです。