あらすじリーマンショックなど多くの危機との遭遇を成長のバネにしてきた日本電産は、コロナ危機をも、飛躍の機会ととらえる。人事評価制度や組織変革などの競争力強化を断行する一方で、保守的になる競合他社とは対照的に、次代の成長に向けた投資を拡大する。常に生産性向上を追求する経営体質強化策と、10年以上先を見てトップが夢を語り、その実現に向けて挑戦を続ける「遠近複眼経営」により、未来をみずから切り拓き、増大する不確実性に立ち向かう。 *この対談は、ウェブ会議システムで、京都と東京をつないで行った。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年9月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。