あらすじ人は誰しも、自分が善人だと思いがちだ。しかし、重要な局面で自分の信じている価値観を裏切り、「みんなやっている」あるいは「上司の命令に従っているだけだ」などと言い訳しながら、自分の行動を正当化することが少なくない。倫理的なキャリアを築くには、そうしたバイアスを認識し、「道徳的謙虚さ」を身につけることが必要だ。プロフェッショナルとしての人生において、単に悪行を避けるだけでなく、善行を追求し続けるために有効な3段階のアプローチを提案する。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年5月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。