今日の消費者、特にミレニアル世代は、パーパスとサステナビリティを尊重するブランドが望ましいと語るようになっている。しかし、ある報告書では、環境に優しい製品やサービスが好ましいと回答した消費者は65%に上ったが、実際にそれらを購入したのは、わずか26%だった。このギャップを埋めるにはどうすればよいのか。本書では、心理学の知見を借りながら、消費者をサステナブルな消費に向かわせる方法を紹介する。社会的影響を利用する、よい習慣を形成するなどの5つの方法は、サステナブルな行動に消費者を向かわせたい組織なら、どこでも活用できるものである。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年3月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。