あらすじ協働(コラボレーション)を根付かせるため、企業はさまざまな努力をしているが、なかなか実を結ばない。一時的な効果は上がっても、持続性がないのだ。筆者は、協働は組織の理念と考えるのではなく、スキルととらえるべきだと主張する。リーダーと部下たちが力を合わせて仕事をし、学び合い、心理的なバリアを乗り越えるにはどうすればよいのか。本書ではこれを実現する、「話すよりも聞くことを教える」「感情移入を実践する」などの6つの訓練手法を紹介する。いずれもピクサーなどで実践されている具体的なものである。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年3月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。