社会人にとって「大人の語彙力」が大切なのは言うまでもありません。これはもちろん英語でも同じこと。むしろ、欧米では使う言葉によって相手のレベルを見極める傾向が高いため、普段使いの単語で大事なメールを書くと、きちんと対応してもらえないこともあります。そこで本書では、ビジネス向きの単語や表現を選りすぐってお届けします。
例えば、「この書類をチェックするのを手伝ってもらえませんか?」という時に使ってしまいそうなのはhelpではないでしょうか。これをassistに変えるだけで印象がまったく変わります。具体性が増し、説得力も増します。
Can you help me by checking these files? →親しい間柄で使う分にはOK。場合によっては押し付けがましい。
Could you possibly assist me by checking these files? →ぐっと丁寧さが増し、格上げされた言い方。
本書ではこういった「格上げ」英単語や表現を約80取り上げ、それぞれの微妙なニュアンスを伝えます。また、よく見る単語や中学で学ぶ単語も取り上げ、ビジネスでの使い方について解説します。辞書や教科書には載っていない情報満載で、実践ですぐに使える表現ばかりです。
著者は外資系企業でたっぷり経験を積んだマヤ・バーダマンさん。実体験を通した解説のひとつひとつは深くうなずくものばかりです!
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