あらすじ企業の不祥事が絶えない。大半の企業に防止プログラムがあるのに、不祥事が続くのは、改善すべき点があるということだ。行動科学によれば、善意の人でさえ、倫理については他人の影響を受けやすいことがわかっている。したがって倫理は、単に信念の問題ではなく、組織デザインの観点から考えることが必要だ。筆者らは、倫理的文化をデザインするうえで押さえるべき4つの特徴を見出した。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2020年2月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。