【書籍説明】
「人をまとめる役割を担うことに、興味を持たない若手社員が多い」そんな悩みを抱える企業が増えてきました。
・リーダーを任せたいが頼れる人材がいない
・管理職への昇格を「現場が楽しいから」と言われ断られた
・「責任のわりに報酬があわない」と、昇格に関心を持たない
・次世代リーダーの育て方がわからず、部下に目標を持たせられない
・年次としてはリーダーを任せたいが、ふさわしい人物か見極めが難しい
このような悩みを解決する上で、何から手をつけたら良いか想像つかないですよね。私もそうでした。
そのため、部下にどんな取り組みをしたら昇進への「動機づけ」が図れるのか理解し、実践することを本書の目的にしています。
本書を読み終えたら、あなたの「何で若手は向上心を持たないのだ」という不満はなくなります。
私はこれまで文化も土地柄も年齢層も異なる6つの事業部でマネジメントをする中で、多くの役職者を輩出してきました。
しかし、私自身が若手の頃は昇進に興味がありませんでした。
「権限を持つ魅力より、責任の重さに気後れする気質」を持っていた私が、どんな仕組みと信念でリーダーを輩出してきたか、ご説明します。
【目次】
期待する役割に定義を持っているか
役職者を輩出する仕組みをチームとして持っているか
リーダーは風土メーカー
チームの風土づくりに大切な、「叱る」と「褒める」の使い分け
チームのあり方に信念を持っているか
自分の言葉は、まず自分に届いているか
チームを自責型に変えるには
リーダーのビジョンでチームに意味を… 以上まえがきより抜粋