あらすじ同じような経歴を持ち似たような環境にいるにもかかわらず、意欲的に仕事を行う従業員と、疲れ果てて燃え尽きる従業員とがいる。その差はなぜ生じるのだろうか。『さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう』などのベストセラーを出した筆者らが19カ国、1万9000人以上を対象にした最新の従業員エンゲージメント調査からは、意外なことがわかった。エンゲージメントは組織文化や個人の資質に左右されるものではない。組織図には表れない「チームの力」にこそ、個々の意欲と能力を引き出すヒントがある。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。