彼の名は平田勇司。一般企業で働き家庭をもつ平凡なサラリーマン。いつもとかわらない毎日…愛想のない妻、今日も電車に乗り会社へ通勤。そんな日々を送る勇司の前に一人の女性が姿を現した。彼女の名は佐野麗子。名前以外の事はほとんどわからない。ただ、彼女も勇司と同じく結婚指輪をはめている…勇司には家庭がある。彼女にだってあるはず。それなのに彼女はその魅力的な躰…甘いささやきで勇司を誘惑する…家庭…社会的な地位…それらすべてを忘れさせる程、彼女は魅力的でダメだとわかっていても勇司はその誘惑に溺れていってしまう…そんな勇司を誘惑する麗子の本当の狙いとは…