あらすじ「ぼくはママに惹かれているんだ」「二人してお父さんを裏切って、妖しい魔力に溺れましょう」……16年前、4歳にして父を亡くした倉科大樹は、若く美しい義母・須美子への激情ともいえる愛と、その愛人・仙波達彦への憎悪をもてあましていた。愛欲の迷宮をさまよう、許されざる二人。<『殺意は八月の光に宿り』改題作品>