名もなき人たちが生み出し、何百年という時の流れを乗り越え、現代にまで伝えられてきた「伝承折り紙」。
親から子へ、人から人へと伝わるなかで、洗練されたり、アレンジを加えられたり、変化を続けてきました。
本書では「古くから伝わる形」にこだわらず、「新たな創意工夫」も加え、100年、200年先の人たちにも伝えていきたい作品を厳選し、作品に込められ伝えられた意味や歴史についても解説いたします。
【主な内容】
第1章 吉祥の動物(鶴、亀、うさぎ、猿、こうもり など)
第2章 季節の折り紙(おひなさま、かぶと、鬼、あやめ、蓮、椿 など)
第3章 実用小物(箱、たとう、祝儀袋、箸置き、コースター など)
第4章 選べる折り紙(手裏剣、風船、だまし船、紙でっぽう など)