好みが分かれるお話
好みが分かれるお話です。ハッピーエンド好きの人には合わないと思います。胸糞展開なので私は読まない方が良かったなと後悔しました。
執着攻めは好きですが、貝殻くんのやってる事は単なる自己満の犯罪行為にしか見えませんでした。愛だの芸術だので正当化できる訳がないし、色々と身勝手過ぎて腹が立ちます。誰かコブラを呼んできて欲しいです。
しかも最終的にあっさり死んでて本当に何がしたかったのか分からないです。彼が何故そういった行動に走ったのか、あまり描写もないので歪んだキャラクター性に魅力が全くありません。
貝殻くんが自分のしたいように理不尽に他人を陥れ、謝罪も反省もなく、自分の願い通りに死んでいったのがもう本当に胸糞悪いです。貝殻くんが死なず、彼の思い通りにいかない結末であれば多少溜飲が下がったと思います。
というかどうせ死ぬなら他人に迷惑かけずに死んで欲しい。この期に及んで忘れないでねって図々しい。
物語の畳み方も中途半端で主人公にまっっったく救いがないです。絵のセンスが素敵で画力がある分残念です。暗い結末が好きな方や雰囲気のある作品が好きな方は合うかもしれません。
数日モヤモヤしてしまいそうです。