あらすじアリババは創業から20年も経たない短期間で、時価総額世界トップ10入りを果たした。同社は単なるeコマース企業ではない。彼らの急成長を支えた要因は、小売りに関わるあらゆるステークホルダーの情報をデータ化し、かつネットワーク化したエコシステムにある。アリババグループ最高戦略責任者を務めた筆者は、その手法を「スマートビジネス」と呼び、IoTの実用化が進む時代で勝利を収めるためには、いち早くそれを実現することが重要だと主張する。本書では、アリババが実践したスマートビジネスの詳細が示される。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2019年2月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。