「60歳からは、やったもん勝ち!
好きなことをやらなかったら、100年生きたって意味がない!」
「あさイチ」などでおなじみのシニアの星、86歳現役料理研究家の痛快人生レシピ。
俺のモットーはよく食べ、楽しく飲んで、大きな声で笑うこと。
そして、好きなことを我慢せずにやること。
定年までの俺の人生は順風満帆とはいえなかった。
樺太で生まれ、子どものころは戦争で生死をさまよい、北海道で炭鉱に就職。
結婚したけど離婚、シングルファーザーになって男手一つで子どもを育てた。
うまくいかないことだらけでやけくそになったこともある。
大酒がたたり、大病も患った。
だけど70歳のとき、くすぶっていた俺の人生が一変した。
それは、人助けのつもりで発した「俺が手伝おうか?」の一言がきっかけだった。
そこから、ワクワク、ドキドキの毎日がぼたもちのように転がってきたんだ。
それからは「人生、いまがいちばん楽しい」と思うようになった。
年だからできない、やらないは、年寄りの大病だ。
そんな考えは早く捨てたほうがいい。
年だからやる! 先がないんだから!
【この本の特徴】
・家族、お金、健康、生活習慣、恋愛など、老後を豊かに過ごす30のコツを痛快なエッセイとともに紹介
・60歳から無理なくライフシフトするためのヒント、定年後を笑顔満開で過ごすヒントが満載!
・定年後から人生が花開いた著者ならではの、納得感ある言葉の数々がしみる
・前半は笑って泣ける物語、後半は生きるのヒントが満載の2部構成
第1部:60歳まで波瀾万丈な「まさるの人生劇場」
第2部:まさる流「老後を楽しく味わう30のコツ」