日々生み出される膨大な量のデータをどう管理するか。データ管理部門やCDO(最高データ責任者)を設けるなど、この問題に取り組み始めている企業もあるが、大半は大きく遅れたままだ。本書では、業界やデータ成熟度を問わず、確実なデータ戦略を策定するフレームワークを提示する。このフレームワークに沿ってデータの持ち方、使い方などの指針を戦略的に定めていくことで、より高度なデータ管理とデータアナリティクスを実現できる。これは経営判断を支え、ひいては業績にもよい影響を与えることだろう。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2018年11月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。