あらすじ1980年以降、先進国の大半において所得格差が劇的に拡大した。そうした歪みは2016年の英国のEU離脱や米国の大統領選挙にも影響を及ぼし、いまや大きな社会問題となりつつある。ここでは、こうした所得の不均衡は企業間の格差がもたらしているという論考を中心に、ビジネスモデルの違いや競争の減退にその原因を求める意見を紹介する。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2018年8月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。