あらすじブロックチェーンは社会に多大な影響を及ぼすと予想されるが、ビジネスと政府を真に変えるのはまだ先の話だ。ブロックチェーンは破壊的技術ではなく、経済・社会システムの基盤を一新する可能性を秘めた基盤技術だからだ。導入はいっきに進むのではなく、技術面・制度面での変化の波が勢いを増すにつれて、ゆっくりと着実に進んでいくであろう。本書では、かつてインターネットが普及し社会に影響を与えていった実例をもとに、企業がブロックチェーンにいかに対応すべきかを示していく。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2017年8月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。