日本の企業社会では、文系出身の新卒の7割以上が、
まずは営業職に配属されるといわれる。
学生たちにとって営業は必ずしも人気の職種ではないが、
顧客と商品それぞれと直接対峙することで培った経験は、
その後どんな職種に進もうが、必ず有益な素養となる。
何より、商品やサービスが成熟化し、差別化が難しくなればなるほど、
売り上げは営業の優劣にかかってくる。
企業にとって「営業力」は競争力の源泉だ。
にもかかわらず、日本に「営業学」を教える大学はない。
本誌は営業を学問として捉え、体系化することを提言したい。
そんな思いから本特集では、
東西一流の講師陣にそれぞれの専門分野から誌上講義をしてもらった。
『週刊ダイヤモンド』(2014年3月22日号)の第1特集を電子化したものです。
雑誌のほかのコンテンツは含まれません。
*本誌の電子版も販売しています(最新号は毎週月曜日配信)。
詳しくは「週刊ダイヤモンド」で検索ください。