◆イタリア人投資家で大富豪のジャンフランコとデヴラは、出会った瞬間から惹かれ合い、結婚した。だがそこに愛があったわけではない――ジャンフランコは、デヴラが愛人になるのを拒否したから求婚したにすぎなかった。最初の妻を出産で亡くした彼は、もう子どもは要らないし、永遠の愛も欺瞞にすぎないと言ってはばからない。だがデヴラは違った。夫を愛している。彼の子どもがほしい。願いは叶い、デヴラは妊娠。まるで天にも昇る心地だったが、愛するジャンフランコは、妻を遠ざけるようになり……。■新刊が絶好調のキム・ローレンス。今やHQロマンスを代表すると言ってなんの遜色もない、押しも押されもせぬ人気作家です。身ごもった喜びを、よりにもよって夫に拒まれるのではと苦悩するヒロインの愛と恐れが、読む者の胸に迫ります。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。