創業100年を超える大手の電機メーカーが、
初めて外資に身売りすることとなった。
日本の産業史に刻まれる出来事にもかかわらず、
交渉の過程を見れば、経営陣や取引銀行のモラルを疑う言動が随所に見られる。
シャープを手中にする郭台銘会長率いる鴻海精密工業(ホンハイ)の野望と、
企業・産業の在り方が問われた今回の買収劇の真相に迫った。
『週刊ダイヤモンド』(2016年5月21日号)の第1特集を電子化したものです。
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