あらすじつらくても弱音を吐かない。バリバリと多忙を極めてこそ男の仕事。今の若い者は本当にだらしない。――こう思う人は「中年の達人」にはなれない。仕事、夫婦、子ども、老親、人生の山がいくつも連なるこの時期。そもそも中年期は「危機の時期」なのだ。人生を整理していく段階にさしかかった世代が、こころのバランスをいかに取り、これからの人生にどう備えるかを考える。40半ばから50代必読の一冊。