【書籍説明】
本書の主題である語学という点においては、世界の厳しさとの出会いの中で、“キレイな”だけではないコミュニケーションというものを体験してきた、という点にフォーカスされるのかもしれない。日本語においても同様で、すべての日本人が同じようにNHKのアナウンサーのように、美しく正しい日本語を、しかも正確で真面目な内容についてのみ常に話しているわけではない。英語も同様だ。しかし、私たちはどこかで、“正しい英語は”という点を追求し、英語話者のすべてが”Hello, How are you?”のような教科書的・硬直的な会話ばかりしていると誤解している。特に英語は、じわじわと現在に至るまで世界に広まっていった言葉であり、もはや“正しい英語”は何か?という定義をすることこそ無意味なのだ。(BBCやABCのアナウンサーを目指していない限り、だが)
最終回においても、やはり“学び”だけでは終わらないドリフな事件も、笑えるものからシリアスなものまで盛り込んでいる。私と同じように海外滞在の経験をお持ちの方も、まだの方も、どうかこの書籍を読みながら一緒にドリフな旅をお楽しみいただけたら、幸いである。
【目次】
第一章:Oh, the Land of Free!
第二章:アメリカの現実
第三章:日本人ということ
第四章:後悔だらけのパーティー
第五章:ドリフOLの挫折
第六章:The Girl Meets World
第七章:卒業
【著者紹介】
みょんじゃ(ミョンジャ)
システムエンジニア、経営コンサルティングファームの勤務経験の中で、海外渡航経験、激務とも呼… 以上まえがきより抜粋