あらすじ◆クアマール王国の王族の愛人だった従姉が事故死した。フレディは彼女の遺児を自分の手で育てたいと願うものの、定職を持たないので生計を支える手段がない。思案に暮れるフレディの前に、ある日、見知らぬ男性が現れた。彼はクアマール王国の皇太子で、甥の父親の弟だという。フレディを従姉と勘違いしたジャスパーは、彼女を見下すなり、「売春婦を母親と呼ぶ筋合いはない。きみは母親失格だ」と告げ、甥を国に連れて帰ると言い放った。傷つきながらも子供と引き離されたくない彼女は、ある奇策を思いつく。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。