平成26年会社法改正、コーポレート・ガバナンスコードなど最新動向を反映し全面改訂。
不祥事を未然に防ぐノウハウ、発生後の対応法までやさしく解説。
基本的解説から実務対応まで、今さら聞けないコンプライアンスの全体像がこれ1冊でわかる!
「コンプライアンス」とは「遵法」「法令・規範の遵守」という意味。
この言葉が脚光を浴びるのは、近年、法令違反をともなう企業不祥事が立て続けに起きたためである。
また、企業の法的責任に関する制度改正が相次ぎ、株主代表訴訟などで経営者や企業が法的責任を追及される場面が増えてきたことも大きな理由である。
「コンプライアンス経営」とは、そうした不祥事を未然に防ぐ規律正しい企業経営を意味する。
そのための体制づくりをやさしく解説したのが本書である。
弁護士の著者は、順守すべき規範として、法律だけではなく社内ルールや社会的倫理まで幅広く規定。
豊富な図版を使い実例を織り交ぜながら、さまざまなケース別、法令別にノウハウをやさしく解説する。
昨今、投資家や消費者の企業を見る目が厳しくなっており、企業もコンプライアンス(法令遵守)の姿勢なしでは社会に受け入れられなくなっている。
本書はそうしたコンプライアンスの考え方、体制作りから、起こりやすい事例への対処法までを盛り込んだ、「コンプライアンス経営」のガイドブックである。