ビッグデータなど、膨大なデータの活用への関心が高まる中で、これまで企業で培われてきた知識資産の管理がおろそかになる可能性がある。ビッグデータから価値ある洞察を引き出すうえでも、現在の知識資産を把握し、どの知識が成功のカギを握るのかを理解することが大切だと、筆者たちは指摘する。本書は知識資産を戦略的に管理する方法を具体的に論じる。知識資産をマッピングし、それを検分したうえで、知識資産の新たな活用を考え、価値を創出するのだ。*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年08月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。