あらすじ企業は成長のために新たな事業やビジネスモデルのアイデアを求めている。従来のアイデア探しには、自社の強みに注目する、顧客の満たされないニーズを発見するなど、さまざまな方法があるが、本書で提案されるのは、デジタル情報とデジタル技術の爆発的普及やクラウドの進化に着目し、利用可能なデータから価値創造の可能性を探る方法である。筆者たちは価値創造のパターンは有形資産のデジタル化、業界内外の情報連携など5つあると指摘し、それぞれの事例を紹介しながら、デジタル・エコノミー下の事業創造の方法を解説する。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2014年04月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。