今日、多くの製品にセンサーやハードウェア、ソフトウェア等々が搭載されている。これら「接続機能を持つスマート製品」がさまざまな事業機会をもたらしつつある。この事象の説明に「モノのインターネット」という言葉が登場したが、これは適切ではないと筆者らは言う。これらの製品の先進性はインターネットではなく、「モノ」の本質が変化している点にある。本書では、これらスマート製品が引き起こす革命を分析し、それが戦略と業務運営に及ぼす意味合いを探る。なお、本書は、近々続編が予定されている。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年04月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。