ASEANに進出し工場や事務所を開設するときの社会保険実務を解説。
○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか
○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか
○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか
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海外進出を考える企業・事業主、相談相手となる社会保険労務士の必携
以下、「はしがき」より
日本企業の海外進出は今やアセアン諸国に向かっている。大企業は自力で情報収集しリスク分析を行い海外進出を行っている。中堅企業の事業主は海外進出に伴うリスクがどのような、また、どの程度あるかを調査する手段はもちろん、その十分な人材・経費も持たない。海外に工場や事務所を開設するときのリスクとは何か、例えば、
○日本から派遣した日本人従業員およびその家族の社会保険の適用・給付はどうなるのか
○現地で採用した雇用者に対する現地労働法制はどうなっているか
○日本の社会保障にあたる医療保険・年金制度の適用や給付水準、さらに企業・雇用者の社会保険料はどのくらいか
などである。海外進出を考える企業・事業主は進出による賃金以外の企業負担がどの程度になるか、その情報を求めている。
本書は、これから海外進出する企業・事業主とその相談相手となる社会保険労務士の助けになればと考え最小限の情報をまとめた冊子である。