あらすじ◆フィービが、ウェイトレスとして働いている喫茶店に、最近、幼い女の子が一人で毎日現れる。そんなある日、女の子を屋敷まで送ることになるが、父親の顔を見て、フィービは思わず息をのみ、あとずさった。脳裏に、まざまざと甦る6年前の悪夢――。あのクリスマスの夜、したたかに酔わされたフィービは、服を脱がされ、見知らぬベッドに横たわらせられた。抵抗すらできなかった、無力な少女を娼婦と決めつけ、残酷に見下した男こそ、目の前のドミニクだったからだ。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。