“歴史に潜む鬼を斬る!”退魔アクション「鬼切丸」シリーズ最新18巻!!
歴史の闇には「鬼」に連なる真実が隠されている…。
人を超越した圧倒的な力を持つ鬼。
その肉を断つことのできる神器名剣「鬼切丸」を携えた少年は、
人間の天敵である鬼を倒す日々を送っていた。
「鬼をも惑わした姫君の呪い……」
美しく、美しすぎて森羅万象
あらゆるものを魅了した初音姫
しかしその過ぎた美貌が不幸を招き、
今際の際に残した彼女の願いが
志摩国に悲劇を招く───『鬼観音初音姫』
「愛妻の為に男が走ったおぞましき凶行……」
愛しき恋女房を辻斬りに殺され
悲しみにくれる素浪人の脳裏を駆けたのは
在りし日に語った女房の“夢”の記憶。
幸福な日々を取り戻すべく
凶行に走る男の末路は───『辻斬り鬼願の章』
「民を助けるべく立ち上がった名主の末路……」
重税に苦しむ住民のため駕籠訴を敢行した
公津村の名主・木内惣五郎だったが、
領民を救った彼に下されたのは厳しい沙汰であった。
そして処刑の間際に義民の英雄へ投げられた
言霊が招き寄せるのは───「佐倉鬼義民伝」
日本史の闇、鬼を生み出す人の業に光を当てる
エモーショナルロマンスアクション!
天才女流作家・楠桂が描く
「日本史の闇と鬼切丸の少年との戦い」に刮目せよ!!