あらすじ寄付金と観客数がうなぎ登りというブームに沸いた後、興行収入の激減と負債の膨張に見舞われたオーケストラや劇団、舞踊団などの非営利芸術団体は窮地に陥った。いまや活動を維持し、芸術団体としての使命を果たすためには他の非営利団体や企業などと連携し、限られた資源を最大限に有効活用する創意工夫が欠かせない。戦略的コラボレーションの実現が新たな活路を開くのである。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2004年2月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。