過去10年間で、
1日当たりeメール件数は全世界で120億件から2470億件に、
携帯メールのそれは40万件から45億件に、
そして個人の平均インターネット利用時間は
週2.7時間から18時間に増えた。
また、BRICsに代表される新興国の台頭によるグローバル化、
〈フェイスブック〉〈リンクトイン〉〈ツイッター〉など
ソーシャル・メディアの世界的な普及などにより、
21世紀の働き方、とりわけ知識労働者のそれは
大きく様変わりしている。
本書では、
異文化コミュニケーションに必要な「文化コードの変換」、
ソーシャル・メディア時代に欠かせない「バーチャル人脈の活用」、
マルチ・タスキングによる注意散漫を逆に活用する
「マルチ・インスパイアリング」という、
3種類の必修スキルについて、
それぞれ斯界の権威が解説する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2012年4月号)』に
掲載された論文を電子書籍化したものです。