あらすじ人材開発の観点から見ると、 オフィスは従来以上に重要な意味を持つようになっている。 高度情報化の進行や、仕事の専門分化により、 メンバー間のコミュニケーションが 阻害されやすくなっているからだ。 オフィスという「物理的スペース」が 仕事や能力形成に与える影響は、 従来より大きくなっているはずである。 その意味でオフィス改革は意味あるものだが、 単なるスペースの改革に留まっていては、 本来期待すべき効果は得られないだろう。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2015年3月号)』に 掲載された論文を電子書籍化したものです。