2011年10月、
スティーブ・ジョブズが死去した。
彼の数々の偉業を称え、
多くの人々がアップルストアに花を手向けたニュースは記憶に新しい。
創業したアップルを追放され、
その間にピクサー・アニメーション・スタジオを設立。
そして再び、破産寸前のアップルを立て直すために復帰するなど、
アメリカを代表する偉大な革新者となった
ジョブズの伝説はそれだけではなかった。
常識にとらわれないやり方、
強烈に放つ情熱や完璧主義などの逸話もその一つだが、
やはり、彼の成功のカギともいえる経営理念やリーダーシップこそ、
学ぶ価値のあるものだ。
本書では、
ジョブズの取材を許された唯一の人、
ウォルター・アイザックソンが、
リーダーとしてのジョブズの真髄を語る。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2012年11月号)』に
掲載された論文を電子書籍化したものです。