創造性と生産性の共存は、
根源的な経営課題である。
そのどちらか一方だけでは、
企業は存続し続けることはできない。
いまあるものを磨き込み、削ぎ落とす行為と、
まったく新しいものをつくる行為を、
トレードオフに陥ることなく両立させることは可能なのだろうか。
本稿では創造性と生産性の両立という、
経営に関わる研究者と実務家が長年取り組んできた
根源的なこの問いについて、
過去から現在に至るまでの研究の流れを踏まえつつ、
新たな解を提示する。
*『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2014年11月号)』に
掲載された論文を電子書籍化したものです。