◆恋におちたのは私だけ。すべて罠だったなんて!◆ああ、また盛大にグラスを割ってしまったわ……。グレースは研究に必要な植物を採取するため、アレリア島のホテルに臨時ウエイトレスの職を得ていた。ところが、仕事で失態を演じた現場をタイミング悪く、セクシーなオーナー、ローガンに見られてしまった!くびを言い渡され、困ったグレースは必死に事情を説明した。宿に泊まる余裕がないのでどうしても住み込みで働かせてほしい、と。「では、1週間の猶予を与えよう」退屈をもてあましていたローガンは、目の前の獲物に狙いを定めた。これほど完璧なヒップの持ち主が研究者?ありえない。うぶなふりをして男を手玉にとる嘘つき女に違いない。1週間では長すぎる。今すぐ、彼女を屈服させるのだ!■圧倒的筆力! ニューヨークタイムズ紙のベストセラー作家、ケイト・カーライルの日本語版デビュー作をお贈りします。IQ172という天才的頭脳を持つがゆえに、まだ恋も知らない無垢なヒロイン。稀代のプレイボーイの前では知性など役に立たなくて……!?