あらすじ事故で下半身が麻痺してしまった豊彦。車椅子がなければ動けない彼を別荘に置いて、妻が消えた。管理人の息子である密(ひそか)は、豊彦を殺すよう妻に頼まれたと言う。しかし密は豊彦を殺さず、そのカラダにカイカンを与えようとする。雪に閉ざされた別荘で2人きりの日々。逃げることも拒むこともできずに豊彦は密に愛され続ける。これは屈辱なのか?けれど、自由にならないカラダの内に感じるこの熱はなんだ?屈折した愛とエロスの短編集。