「自分」という人間が果たすべき役割とは何か。
人が充実した人生を送るためには、個人、会社、家庭などそれぞれの座標軸を意識し、自らの役割を定義して人生設計をした上でチェレンジすべきだと、著者は言う。
その座標軸とは
(1)個人
(2)家庭人
(3)組織人
(4)日本人
(5)アジア人
(6)地球人
の6つである。
社会人経営大学院として急成長のグロービス経営大学院学長、グロービスグループ創始者の人生哲学を解き明かしたもの。
仕事だけでなく、家族の一員として、また日本人として、また人類の一員としてどのような座標軸を持って生きていくかを解き明かした人生指針の書である。
本書は講談社より刊行された『人生の座標軸』(2004年刊)を加筆修正したものである。