1918年に松下幸之助が創立したパナソニック。
幾度となく訪れた危機を乗り越え、
今やグループ全体で30万人の社員を抱える巨大企業に成長した。
だが、100周年を目前にして、
ここ2年で1兆5000億円もの巨額赤字を計上し、
過去最大の危機に瀕している。
そのさなかに就任した津賀一宏社長は、
テレビをはじめとする脱家電を推し進め、
BtoB事業への大胆なシフトを掲げる。
日本企業の前途をも占う巨艦の決断──。
まさしく、パナソニックの“最後の賭け”といえる大改革が始まった。
『週刊ダイヤモンド』(2013年5月18日号)の第1特集を
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