あらすじトウィニング家4姉妹の長女キャロラインは誰もが見惚れる美しきレディ。長らく修道院にいた彼女も社交界デビューを控える身となり、まだ会ったことのない、自分たち姉妹の後見人だというトワイホード公爵を訪ねた。だが悠然と現れた若き公爵を見てキャロラインは言葉を失う。なんてこと……亡き父と同年配の紳士と思っていたのに、どう見てもこの人は世慣れた放蕩貴族だわ。キャロラインがかすかに感じた不安は、はたして的を射ていた。公爵はすでに頭を悩ませ始めていたのだ――どうしたら目の前の美女を我がものにできるかと。