大量のデータが溢れる現代社会では、
さまざまな事象を数字で捉え、本質を導き出す統計学という手法、
あるいは統計的な思考法は、
あらゆる分野で使える汎用の武器であり、
すべてのビジネスマンにとって必須のスキルとなった。
しかし、統計学に数学的な理解は不可避で、
“文系人間”には敷居が高い。
食わず嫌いを克服し、書店で統計学の“入門書”を手に取ったものの、
その難解さに匙を投げた人も多いはずだ。
そこで、数字が苦手な文系ビジネスマンでもわかる、統計分析の基本中の基本や、
上司や取引先に「イエス」と言わせる数字やグラフの扱い方などのほか、
ライトノベル風のストーリー仕立て(その名も「俗説バスター・統山計子」)で、
インチキ統計やニセ科学にだまされないための統計的思考の鍛え方などの記事も用意。
『統計学が最強の学問である』(西内啓著/ダイヤモンド社刊)の副読本としても
利用してほしい。
なぜ統計学が最強なのか
対談 飯田泰之 × 西内 啓
もう、ほっ統計(とけ)ない!
統計的思考を鍛える!
俗説バスター 統山計子
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